ディーラー車検
ディーラーは、自動車メーカーの販売代理店として新車や中古車の販売、点検整備といったサービスを提供している会社です。
ほとんどの方は、そんな販売代理店で車検を受けた経験をお持ちではないでしょうか?そこでここでは、改めてディーラー車検のメリットとデメリットを見直してみたいと思います。
ディーラーで車検を受けるメリット
- 整った環境と設備、技能を持った人材と豊富な知識を持っている。
- 車種別のポイントを理解しているので、予防的な点検を実施している。
- 部品やサービスに対して保証制度がしっかりしている。
- 販売店としての接客や製品に対する技術レベルが高い。
- 故障の時も全国の系列会社で対応可能。
- 土日祝にも営業している。
車検をディーラーで通すデメリット
- 部品代、工賃といった料金が高めに設定されていると言われている。
- 自社のブランド以外は経験が少ないので、整備を受け付けてくれる車種は限られる。
それでは、この割高なディーラー車検にオススメなのは、どのような方なのでしょうか?
ディーラー車検に向くのはこんな方
- 新車もしくは2回目の車検の方は、たいてい保証期間中の場合がありますので、そのまま受ける方が得策でしょう。
- ご自身があらかじめ整備する箇所を指示できる場合は、車種によってはメーカーだからこその強みが発揮される場合も。
- 古い車にお乗りの方は、検査項目以外に点検整備する箇所が出てきますので、経験や実績を考慮すると、車種ごとのポイントを把握しているディーラー車検が心強いでしょう。
- 丁寧に説明の上、対応してくれるので、あまり車に詳しくない方にオススメです。
今でも多くの方が、車検を受ける場所というと最初に思いつくのがこの場所。新車を購入された方なら、これまでの付き合いから色々と相談に乗ってもらえるし、安心だという方もいるでしょう。
しかし、予防的な意味合いを兼ねて点検交換を行うので、全般的にディーラー車検における整備費用の金額は高くなる傾向があると言われています。
そのため、必ず車を持ち込んで見積もりを取るなどして、交換する部品や修理する箇所について、事前の説明を受けた方がいいでしょう。