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車検の関連用語集

車検に関する用語は難しく、なかなか理解できないものです。ですが、用語の意味を知れば、業者とのコミュケーションもスムーズになり、効率よく車検を進めることができます。
このページでは、車検時に使われる用語をまとめてみました。ぜひご参考にしてください。

自動車税

自動車の排気量に応じて都道府県に支払う地方税のこと。新車、中古車に関係なく自動車の購入時に翌月から年度末までの税金を納付する。
翌年度からは5月中に一年分を納付。なお、軽自動車の場合は軽自動車税となる。

自動車重量税

車両重量に応じて支払う必要がある国税のこと。新車登録時と車検時に車検期間分の金額を納付する。
エコカー減税対象車の場合は、免除または税率の軽減がある。なんでも、道路の修繕費用になるらしい。

認証工場

運輸局長の証明を取得し、自動車の分解・整備を行う工場のこと。取り扱う車種によって人員や設備、面積が決められている。
車検の際には、運輸支局や車検場に車両を持ち込んで検査を受ける。

指定工場

認証工場のうち、一定の基準以上の設備や技術、組織を有した工場のこと。
自動車検査の設備があり、国の車検場に代わって車検を行い、保安基準適合書を交付できる。一般的に「民間車検場」と呼ばれる。

車検拒否制度

駐車違反を犯した際に、出頭しなかったり、違反金を滞納した者が車検を受けられない制度のこと。
違反金を納付したことを証明する書面を提示しないと、車検証が返付されない。

オーダー整備

自分で車検を行った際に、不適合箇所が見つかり、その箇所の整備のみを整備工場に依頼すること。
業者に車検を依頼するよりも、結果的に割高になることもある。

法定24か月点検(法定2年点検)

道路運送車両法で義務付けられている点検で、2年に一度(新車は3年に一度)、規定項目の分解点検を行い、必要によっては整備を行うこと。
車検とは別のものだが、車検業者によってはセットで行うことがある。

エンジンオイル

エンジンに使用されている潤滑油のこと。エンジンの動作に必要不可欠であり、エンジン内部へ行き渡ることで様々な機能を担っている。
一般的にオイル交換時期は、オイルの性能低下や量の減少を考慮して、自動車メーカーによって走行距離や使用期間で指定されている。

ブレーキパッド

ディスクブレーキを構成する部品の一つ。タイヤと一緒に回っているディスクをパッドで押さえることでブレーキとして機能している。
摩擦によってブレーキパッドの厚みは薄くなるので、安全のために定期的な交換が必要。

エアクリーナー

エンジンが吸入する空気中にホコリや異物が混入するのを防ぐためのフィルター、又はそれを納めた装置のことを指す場合もある。